一番大事なのは『選び易さ』
オリジン弁当は『選ぶ喜びが競争の源になる』という方針で、メニューを倍増の30種類にする試みに挑戦しています。現在、6割超の店舗で実施され、前年比マイナスだった既存店の売上が上向いているそうです(2005年5月4日 日経MJより)
しかし、実際の利用者として言わせて頂くと、数が増えたことで何を選べばいいか?混乱している状態です。弁当屋さんは時間をかけずにメニューを決めたい場所なのに、沢山のメニューが漠然と並んでいると、どんなメニューがあるか?を把握するだけでも疲れてしまいます。これなら、棚をパッと見て、大よそ何があるかが分かるコンビニのほうが利用し易いです。
要は『数の多さ』ではなく『選び易さ』が大事なのです。豊富なメニューを、肉料理と魚料理、ヘルシーとスタミナ、などと区分して配置し、利用者が時間をかけずにメニューを選べる工夫をして初めて『選ぶ喜び』を提供できる…のではないでしょうか?
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