一等地に「オレの店」
ムジャキフーズは、やる気と腕に自信ある社員を個人事業主(「大将」と呼ぶ)として育成して独立させ、任せた店を擬似チェーン店のように運営するシステムを作り上げました。
最近のオープン例としては、六本木ヒルズ内のラーメン店(らーめん鉄釜)、中目黒駅前の中華料理店(麺飯食堂大地よ水よ人よ)などがあります。
本部主導型だと没個性的で独立志向の人の特色を生かせない店舗になるので、ムジャキフーズでは本部が店舗物件の紹介や食材仕入を支援しつつも、メニュー・味付け・屋号はすべて大将任せとして魅力的な個店チェーンを作ります。
田代社長の「中食などとの競争で勝ち残れるのは地域に愛されるとうちゃん、かあちゃんの店」というコンセプトが、個人経営ゆえの魅力に既存FC店の良さをプラスした「オレの店」を作り出したわけです。
(2005年5月13日 日経MJより)
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