キーワードは『早』『軽』『鮮』
ヒト、モノ、カネの経営資源を有効活用している小売業に共通するキーワードは『早』『軽』『鮮』と言われています。
ここでは、このキーワードを実践している企業を3社、紹介します
『軽』(投資は身軽)
ユナイテッドアローズ(セレクトショップ)
出店する店舗数の上限を社内外に公表し、むやみな多店舗化を防ぐ
商品数を見直すことで、総資産の1/3を占める商品在庫を絞り、増収増益と在庫抑制の両立を目指す
『早』(早い収穫)
大黒天物産(スーパー「ラ・ムー」「ディオ」を運営)
4年という投資回収の早さが低価格路線のスーパー運営を支える
売上高に占める賃料割合が一定水準を超える立地には店を出さない方針を守り続けている
『鮮』(売り場新鮮)
デリカ(若い女性に人気のブランドショップを運営)
商品は最短で数日、最長でも2週間で入れ替える
鮮度を保つスピードを最優先する
(2005年6月29日 日経MJより)
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コメント
AKIさん、コメントありがとうございました。
日経MJの記事は処分してしまったのですが、それほど突っ込んだ内容ではなかったと記憶しています。
読んだ時の印象としては、家賃が格安なのかなぁ~(実際、千葉県の某スーパーは固定資産税程度の家賃で借りているところがあるそうです)と思ったのですが…
時間ができたら、決算書をよく見てみようと思っています。
投稿: takagi | 2005年8月20日 (土) 16時15分
はじめまして。
ブログを引用させて頂きました。
駄目な場合は連絡を頂ければ、リンクは外しますので仰ってください。
ところで、大黒天物産の投資回収(ROI)4年という話なんですが、この会社の当期利益率や減価償却費を見る限り、本当にそんなに高いのか疑問を持っています。
どういう記事であったのか、よろしければ詳しい内容を教えていただけたらと思い、コメント致しました。
よろしくお願いします。
投稿: AKI | 2005年8月13日 (土) 23時17分