再び脚光を浴びる喫茶店
社会の第一線から引退された方(特に男性)が必要とするのは『居場所』と言われます。
2007年以降、団塊世代がリタイアしていくことを考えると、“ゆっくりできる場所”“人と繋がる場所”として『喫茶店』が再び脚光を浴びると予想されます。消費体験が豊富な団塊世代は、満足感が得られる上質な時間を過ごせるなら、ある程度の出費はいとわないと思われます。そうした世の中の流れを受け、落ち着いた雰囲気のある店内や本格的な味を追求する伝統的なこだわりの喫茶店に復興の兆しが見られます。ここでは、注目の2店を紹介します。
『椿屋珈琲店新宿茶寮』(東京都新宿区)
ブレンドは840円。従業員は控え室にあるシャワーを浴び、体を清潔にして接客する
『宮越屋珈琲』(北海道札幌市)
100%自家焙煎の豆を使い、勤務3年以上の社員がドリップする。昨年、三越本店にも出店した
(参考資料:2005年8月17日 日経MJ)
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