新・お値打ち男性ブランド 決め手は『高級感と価格』そして『物語性』
自分を装うことに目覚めた30~50代の男性に向けた『手に届く高級ブランド』の勢いが増しています。
三陽商会「エポカ・ウォモ」、UA「ダージリン・ディズ」、ナイキ「コールハーン」といったこれらのブランドは、高級感と手に届く価格(スーツで10万円台、ジャケットで3~8万円)を両立していますが、その秘密はイタリア生地を高い技術(イタリアに匹敵する)を持つ中国の工場で生産してコストを抑えているところにあります。
コストを抑えたことにより、男性がブランドに求めていたが価格が高くて手が届かなかった『ウンチクを語れる工程と素材』というツボを抑えた点も人気の秘密です。新・お値打ちブランドは、手縫い、山羊革、カシミア生地などを使用し、見えない細部にもこだわることで、その背景にある“物語やうんちく”を楽しめるようになっています。
さらに、店に足を運ぶことで、店員から“物語やうんちく”を事細かに教えてもらい知識の裏づけが取れる…という楽しみも人気を後押ししているのです。
(参考資料:日経トレンディ9月号)
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