行列できる店の理由 6つの要素
予約制でない飲食店を経営するものが目指すもの、それは『行列ができる店』と言われています(私はそうは思いませんが…)
何故かと言うと、「行列」というモノが、商品がお客さんやメディアに確実に認知されたというお墨付きと考えられているからです。
では、行列の長さが伸びるのに必要なことは何でしょうか?
それは、6つの要素(調理パフォーマンス、コストパフォーマンス、サービス力、店舗空間力、情報力、立地)がうまく相互作用することだそうです。以下で、その6つの要素について、簡単に説明します。
①調理パフォーマンス
食材力、商品力、調理力、手間のかけ方、シズル感の演出力をいう
商品の質が高く、セールスポイントがはっきりしていることが大事
②コストパフォーマンス
出しているものの割には安いと感じさせること。要は「手間ひまを惜しまない質の高い商品のわりには安い」、「味はそこそこだけど、ボリュームがあってとにかく安い」のどちらかに当てはまるということ。
③サービス力
気持ちの良い接客、店内が清潔、順番待ちの客のさばき方といった「もとなし」の要素だけではなく、エンターテイメント性もポイントになる
④店舗空間力
魅力的な空間、清潔な空間、文化を感じさせる空間を言うが、あくまでも商品力を補佐するものである
⑤情報力
マーケッティングに対する意識、つまり「メディアに取り上げられる仕組みを意識しているか」、
「伝わり方を知っているか」という点も行列店には必要な要素。
⑥立地
飲食店を営む上で立地は最大条件だが、絶対的な商品を持つ店については当てはまらない。かえって立地のハンデがセールスポイントになったりする。
(参考資料:月刊店舗2005年9月号より)
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