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2005年9月 6日 (火)

セブンイレブン飲料値下げの波紋

セブンイレブンが“メーカー希望小売価格で売る”という基本モデルを崩したことで、メーカー・小売各社は価格政策の根本的な見直しに迫られています。

コンビニ業界

現在、値下げに踏み切ったのが7品だったことから、ローソンとファミリーマートは静観の構えを取っています。しかし、増収効果が見込まれれば、セブンイレブンは値下げ飲料を増やす見込みなので、他社も値下げをせざるを得ないと予想されます

スーパー業界

今すぐにスーパーに影響を与えることはないと見られますが、これまで3050円あったコンビニとの価格差が縮小するため、24時間営業の店などでは顧客の流れが変わる可能性があると予想されます。このため、一部のスーパーでは対抗策も検討し始めています。

ドラックストア業界

500ミリのペットボトルを98115円程度で販売するドラックストアにとっては、セブンイレブンの新価格125円はまだまだ高く、さらに客層も異なることもあり、影響力は殆どないと判断して対抗策は検討していないようです

(参考資料:200595日 日経MJ)

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