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2005年10月19日 (水)

DPE業界独走の秘訣は販売後15分で決る

DPE業界で進撃を続ける 『キタムラ』 は、デシタルカメラの低価格販売を呼び水として、プリント注文にお客さんを誘導する独自の接客ノウハウを持っています。

その接客の極意はデジカメの購入を決めた後の15分です。

まず購入客やその子供の写真を購入した同じ機種のカメラで撮影します。

次に、その画像の入った記録メディアを持ち、プリント注文を受け付ける機器まで案内します。

そして、操作方法などを説明後、さりげなく「デジカメプリントおすすめキッド」と名付けた再来店を促す販促品(パソコンから簡単に印刷注文が出来るCD-ROMやプリント割引券など)を渡します。

最後にプリントした写真を見せ、仕上がりの良さを確認してもらうというのが基本的な流れです。(混雑時は、販促品を渡し、見本写真を渡すだけ…といった臨機応変に対応する)

このデジカメを売っただけではお客さんを店から出させない粘り強い接客がプリントに足を運ばせているのです。

また、商品寿命が36ヶ月で、フィルムカメラより粗利益率で20%以上低いデジカメ販売のリスクを軽減するために、店長に一任していた商品仕入れを本社が統括して行うようにし、各店の判断ミスで在庫が大きくなる情況を改めています。このような取り組みの結果、在庫回転日数は58日から45日にまで改善されました。

(参考資料:2005930日 日経MJ)

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