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2005年10月 4日 (火)

ジャムが売れた本当の理由は?

昨日のブログで「紹介したい理由と既購入者の感想」がポイントと記しましたが、今日はそれについて書いてみます。

商人は『最初の紹介を売ることである』と思い込みがちです。しかし『紹介はただ店に置いているだけ』に過ぎません。『お客さんに働きかけて、お客さんの気持ちを動かして初めて売った』と言えるのです。

そういった意味で考えると、次の月にジャムに絞り込んで訴求したのが正解だったのです

その際に、商品特性を5つに絞り込んだのも、分りやすくて訴求力を高める効果がありました。これが売上が、ゼロから17個になった原動力でした。

しかし、最もお客さんの気持ちを動かしたのきは、3ヶ月目のアプローチなのです。

自分がはじめて食べたときの驚きを語り、だからこそあなたにも食べて欲しいと訴えかけたわけですが、この「なぜ?」の訴えが最もお客さんの気持ちを動かすのです。そして、そこに既購入者の感想が加わることで訴求力はさらに高まります。その結果として、17個から70個までの売上アップがあったわけです。

商売では、お客さんの気持ちを動かせるようになることが大切なのです。この店主の成果は『自分で売りたい商品で売り上げを作るコツ』なのです。

(参考資料:200597日 日経MJ)

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