いまカラオケが強いのはなぜ?
日経MJのサービス業総合調査によると、成熟産業にも関らず、カラオケスタジオの売上高は前年比7.2%と成長しています。これは家族という新しい需要家層を取り込んだことが大きな要因です。
埼玉県本庄市にある複合レジャー施設『ゼロワン』では、子供向けのカラオケステージで小学生の子供が歌い、30ほどの客席で母親がまるで「ステージママ」のように見守るという光景が見られます。なかには週に3回もこの施設を利用している親子もいます。
このように、家族層は、まる一日遊園地等のテーマパークで遊ぶより、近場で手軽で便利なレジャーを楽しむという方向に向かっています。遊園地やテーマパークの伸びが鈍くなってきた理由はこんなところにあるのかもしれませんね。
(参考資料:2005年11月9日 日経MJ)
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