日本に田舎はない…だから売れるはず
日本では、少なくとも情報レベルにおいて“田舎”は殆どないと思われます。それは、普通にテレビが見られ、ネットも使えれば、情報レベルでは都会と変わりないことからも分かります。むしろ、メディア等で見た都会の暮らしをしたいという憧れが潜在的に膨らんでいるのです。
しかし、その憧れという欲求を地元の商人にぶつけてくることは不思議とないのです。ですから、都会で話題の商品を実際に買ってもらうには、具体的にどうすれば、そのような暮らしができるのかを伝え、買い物の段取りを整える必要があるのです。
小さな町にもかかわらず、ボジョレ・ヌーボーを120本も売った酒屋があります。この店の成功の秘訣は、店主がお客さんの持っている「旬のワインを気楽に楽しみたい」という憧れの感情を育て、キチンと何度もセールスしたからこその結果なのです。
(参考資料:2005年10月26日 日経MJ)
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