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2005年11月30日 (水)

利用明細書をマーケティング・ツールにする

最近、クレジットカード会社は、利用明細書を顧客一人ひとりに合わせる『ワン・ツー・ワン戦略』を取っています。これは、顧客ニーズに合った買い物情報などを提供することで顧客満足度を上げ、一人当たりで2.6枚保有しているカードのメインカードになることを目指しています。

例えば、ブティックの利用が多い20代のOLの明細書には都内のブランドのセール情報を、週末にゴルフ場に通う50代の男性の明細書にはゴルフ場の優待情報を…といった感じに加工した利用明細書が利用者に届くわけです。

また、UFJニコスのように従来の二色刷りの文字中心の明細書をA3判両面フルカラーに替え、ビジュアルに訴える手法を取っているところもあります。

この明細書の強みは、他の封書とは異なり「封を切らずにゴミ箱直行」がないことです。この強みをカード各社がどれだけ活かせるか?が生き残りのカギとなるでしょう。

(参考資料:20051129日 日経産業新聞)

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