民間交番が顧客を呼ぶ
世田谷区松原地区の治安の悪化に危機感を持った明大前商店街の商店主は、「安心して買い物ができる街」を目指し、自警団『明大前ピースメーカーズ(MP)』を2001年10月に立ち上げました。
京王線「明大前」の駅前に民間交番を設置し、1日40件ほどの道案内や万引きの通報に対応したり、毎晩鈴を鳴らしながら駅周辺を巡回しました。その結果、痴漢や迷惑行為といった犯罪件数が急減し、暮らし易い街としての知名度が上がりました。子供を持つ主婦が商店街の存在を改めて認識して買い物に来てくれるようになったり、女性専用のマンションが建つようになりました。
今後は、MPの導入をきっかけに強まった住民との絆をどう販売促進につなげるか?知恵の絞りどころです。
(参考資料:2005年12月26日 日経MJ)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント