見せる売り場で買い上げ点数を増やす
売り場面積1万㎡という広さのホームセンター『ダイチEX明石店』には、お客さんが「何だ、この売り場は!」と思わず足を止める売り場(通称『調理道具通り』)があります。
そこは、上から業務用の鍋やお玉が幾つもぶら下がっているトンネルのような売り場で、立ち止まったお客さんは普段見向きもしない調理器具を興味深く眺めていきます。
大型店舗は、大きくなればなるほど効率の悪い売り場が出てきて、売り場効率が悪くなってしまうという傾向があります。
この打開策として、明石店には、調理道具売り場のような“見せる売り場”(加工場を併設して店内がカットする様子を見れるカーペット売り場、イヌやネコとふれあえるペット売り場など)を各所に配置することで、店内の隅々までお客さんを誘導し、買い上げ点数を引き上げ、売り場効率を維持しようとしています。
(参考資料:2005年11月30日 日経MJ)
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