9円からのマーケッティング
急拡大するインターネット広告市場を牽引するのが、検索連動型広告です。最近では、月数十万円という少ない費用でも高い効果をあげられ、その結果を客観的データとして確認できることから、中小企業の間でも活用する動きが広がり始まり、効果があがり始めています。
検索連動型広告の仕組み(最大手のオーバーチェアの場合)
①そのネット広告におけるキーワードをオークション形式で購入する
②同じキーワードに入札企業が多数あれば、より高い値をつけた企業順に広告が表示される
③特定のキーワードに対する入札企業がなければ最低価格のワンクリック9円から広告を出稿できる
④利用者がキーワードを入力して表示された自社広告がクリックされると広告費が課金される
⑤企業は専用ホームページで様々な情報を確認できるため、どのキーワードが費用対効果が高いかをデータから検証できる。
この検索連動型広告を利用する上で、少ない費用で最大の効果をあげるにはキーワードの設定が重要となってきます。ワンクリックの単価を抑えたい中小企業は複数のキーワードを組み合わせることが求められます。例えば、キーワードを「ギフト・肉・宅配」と複数設定すると、利用客の検索頻度は低下するが、ターゲットとする客が閲覧する可能性が高いため、かえって成約率はアップするわけです。
ガラス工芸品の製作販売の『華硝』は、月15万円の広告費を使ったことで、サイト訪問客は3万人まで増え、メールの注文も月30~50件となったという絶大な広告効果を得ることができました。
(参考資料:2005年12月5日 日経MJ)
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