温浴施設なぜ増えるの?
温浴施設は、土地の有効活用という側面に加えて、集客効果が見込まれることから、各地で急増しています。しかし、「最近の原油高で運営コストは上がっているので?」という疑問がわきますが、都市ガスを使っている施設が増えているので、影響はあまり受けていないというのが実態なのです。
特別料金を設定して売り込み攻勢をかけるガス会社に対して、電力会社も黙ってはいません。
東京・文京区のラクーアでは、電気で給油する装置を導入し、空調の発熱を使ってお湯を沸かすことができるようにして、コストを抑えています。
また、ガス・電力会社の装置を使うと、CO2の排出を抑制するので、国から補助も受けられるというメリットもあるのです。
このように温浴施設の好調ぶりの背景には、電力会社とガス会社の陣取り合戦があるのです。
(参考資料:2005年12月11日 日本経済新聞)
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