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2006年1月30日 (月)

どっこい生きてる 街の電器屋さん③

“足しげく訪問してくれる”という利用者の満足感に応えて、業績を伸ばしている“街の電器屋さん”を紹介します。

訪問を繰り返して、操作手順と信頼性を高める

松下電器の系列店『ViVidトーシン』(東京都足立区)は、DVDレコーダーを販売した顧客宅を平均3~4回訪問します。最初は基本的な録画の仕方だけを説明して、「消し方は?」と聞かれたら、「容量は十分ありますから、次回に…」と答えるわけです。要するに“複雑な操作を少しずつ覚えてもらう工夫”なのですが、加えて“何回か通ううちに信頼性が高まる効果”も狙っているわけです。

営業と仕入なしの新ビジネススタイル

ソニーの系列店である『ワンズ』(兵庫県小野市)は年間800台あまりのパソコンを販売しますが、すべてソニーの直販を利用してもらうため、自店には手数料が落ちるだけです。しかし、PC修理とネット設定などのサービスを徹底的に行うという新しいビジネスモデルを展開し、あと一歩で黒字転換というところまで来ています。

専務の松尾一哉氏は「PCトラブルを解決するサービスは想像以上に不足している」と指摘し、地域店ビジネスの将来性の伸びシロを感じさせます。

(参考資料:2006127日 日経MJ)

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