堀高巨社長が語る“九九プラス”の戦略
①出店地の選定基準
基本は半径500メートル、3000世帯の小さな商圏とする。駅前からちょっと離れた住宅街の入口で近くの商店街が廃れた場所、駅前と郊外のショッピングセンターに行くのは面倒というような空白地帯を狙う。
②主婦層を生鮮品で引き付ける
粗利益率から見ると、生鮮品(売上の10%を占める)20%、雑貨は35%と、生鮮品は意外と低い。しかし、主婦が来れば、総菜も菓子も調味料も売れる。偏りなくバランスよく売るための呼び水となる生鮮品を外すことはできない。
③成功のカギはローコストオペレーションの徹底
目標の前に規模を決め、店舗数を決め、そのための粗利益、コストを決め、経費削減を徹底する。
交際費もなし、チラシも作らず、店に社員は1~2人置くだけで、あとはパートでまかう
「勿体無いの精神」を会社の文化にしている
④このビジネスモデルはオンリーワン
大手コンビニには定価販売という事業の柱があるので、この九九プラスの店舗運営は真似できないはずだと思う。
(参考資料:2005年11月26日 朝日新聞)
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