『駅ナカ』光るテナント ③ 「試せ」
インターメスティックの運営するメガネ店『コンソメ』は、“エキュート品川”を新商品の実験場として活用しています。
新商品の「ヴァニーユ」は斬新なメタルフレームの商品であるため、誰にどのくらい売れるかが読めませんでした。そこで、集客力が抜群で幅広い客層を誇るエキュート品川で実験販売して、どの層にどれだけ売れるかを試しましたところ、売上の4割を20~30代の女性が占め、女性にもメタルの需要があることが分かりました。この結果を受けて、他店でも女性客をターゲットに販売したところ、3ヶ月で同店の稼ぎ柱の一つにまで成長したわけです。
『コンソメ』の成功例から分るように、実験店として突出した資質を備えた“駅ナカ”を新商品の未来を占う場として活用する戦略は、今後ますます注目されるでしょう。
(参考資料:2006年2月3日 日経MJ)
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