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2006年2月21日 (火)

売れる総菜 ~ 社長の視点

デパ地下の人気店『 RF1 』を運営するロック・フィールドの岩田弘三社長は日経MJのインタビューで、「食の分野は今後デザインがキーワードとなる」「食べることで広がる楽しさや豊かさの手助けをしたい」という趣旨の発言をされていました。

キーワードはデザイン

ロック・フィールドが、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を総菜事業に持ち込んだキッカケは、お客さんに驚きや意外感を与えて楽しいと思ってもらうためにはデザインは重要であるからでした。そして、小さい時から商品のデザインを意識して育っている若い女性(『RF1』の主客層)に楽しんでもらうためには、さらなるデザインのセンスの向上が必要なのです。

新しい“食楽の世界”の提案

食べることで広がる楽しさや豊かさといった“食楽の世界”が広がります。

さらに、多様化するライフスタイルにより、日々の過ごし方にメリハリ(週の初めと終わりでは食べたいものは異なる…というように)が出てきます。ということは、月曜は粗食、金曜はご馳走というように曜日によって売るものを代える必要が出てきます。また、時間に余裕のあるシニア層が増えれば朝食をゆっくり摂る習慣も定着するはずです。ロック・フィールドは、このような新しい時代を先取りし、総菜を通した“食楽の世界”への提案を目指しているのです。

(参考資料:2006215日 日経MJ)

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