中古車 隣の芝は青い①
中古車市場で、業態の垣根を超えた競争に拍車がかかってきました。買取り、業者間取引、小売りの事業各社が互いの領域に侵攻して、パイの奪い合いとなっています。
買い取り業者の侵攻
ガリバーは大型店舗の『自由が丘目黒通り店』をオープンさせ、買取り特化から自社で売り捌くビジネスにも力を入れ始めています。この新店舗は1000㎡の敷地(従来店は330㎡)に高級車をゆったりと並べるスタイルを取り、月間に100台(従来店は60台)を買い取り、小売りについても月間15~20台を販売する力を持っています。
事業間取引業者の侵攻
『オートバックスセブン戸田店』は、業者間ネット競売大手のオークネットと提携し、1台も車を展示することなく、月10台前後の中古車を売っています。
自動車メーカーの侵攻
トヨタはレクサス店で下取りした輸入車を販売する店『カーロッツインポート』をオープンさせ、ホンダは中古車専門のオートテラスを3年以内に240店から280店に増やすことを目指しています。
(参考資料:2006年2月1日 日経MJ)
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