春を待つ吉野家 静かに変身中 ② おいしく
吉野家が実施した2005年度の既存メニューの改良は33回を数えました。これは牛丼主力の2年前の11倍に当ります。具体的には、カレーの具の野菜を増やす、豚肉の厚さを帰る、サラダから匂いのきついキュウリを抜く…などといった地道なモノです。
新メニューの開発は車で言えばフルモデルチェンジですが、吉野家は“お客さんが無意識に満足度を高める”ようなマイナーチェンジたる既存メニューの改良に力を入れ、牛丼以外のメニューを新定番として育てています。また、主力19店舗に設置したハガキによるアンケート、メールや電話でも毎月数十件寄せられる苦情や相談を、『お客さんの声に基づいたお客さんが気付かない味の進化』への大きな原動力と位置づけています。
(参考資料:2006年3月17日 日経MJ)
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