春を待つ吉野家 静かに変身中 ③ 裾野を広く
吉野家は立地条件に応じてメニューを買え、想定顧客に応じて店舗作りを変える(サラリーマンが主体の都心部は牛丼主体の店、家族客が多い郊外は複数メニューの店というような)戦略を模索し、実験店舗を各地に設けています。
ファミレス型店舗(仙台市)
落ち着いた外観、テーブル席主体、店員が席までオーダーを取りに来るスタイル。
メニューはほぼ通常店舗と同じだか、家族連れが目立つ
ファーストフード型店舗(世田谷区)
ハンバーガー店のような店内で、カウンター注文精算し、好きな席に運んで食べるスタイル。2人がけのテーブル席を多くし、カップルや女性の2人連れを想定している
吉野家は上記の2パターンに加え、もう1つの店舗スタイルの開発を検討しているようです。これらの試みが順調に成功すれば、目標とする3000店体制(現在の3倍)への道も開けるかもしれません。
(参考資料:2006年3月17日 日経MJ)
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