レクサス 開業半年の誤算と期待
レクサスが国内展開を始めて、今年の2月末で半年が経ちました。
2005年の販売台数は10,293台と社内目標の半分にとどまりましたが、誤算の理由としては、ISの伸び悩み、高級輸入車のユーザーを十分に取り込めなかった…ということが考えられ、目標と期待がごちゃまぜになっていたと言えます。
このように出足は鈍かったのですが、最近になって“レクサス”というブランドは確実に浸透し、受注台数も上向きつつあります。
そしてまた、やってみて初めて分かったこともありました。例えば、富裕層には、“購入までに数ヶ月をかけ、買うまでのプロセスを楽しむ人が意外に多い”ということがあげられます。ですから、スローな立ち上がりの理由は、富裕層の購買行動を事前に把握しきれなかったとも言えるわけです。
実際、今年に入ってから、開業時から時々来店していたお客さんがようやくクルマを購入してくれたという事例が増えています。あとは善戦している経験をLS投入までにどう活かすか?…にかかっていると言えるでしょう。
(参考資料:2006年2月28日 日経産業新聞)
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