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2006年3月 7日 (火)

食品スーパー“3つのS”~ 総菜

オフィス街にある高層複合ビル“トルナーレ日本橋浜町”にある『大丸ピーコック』の入口には食品スーパーで当たり前の青果売場がありません。

785平方メートルという手狭な店では、青果売り場は奥に引っ込み、代わりにデパ地下風の総菜・弁当コーナーが陣取っています。これは店が「都心で生活する消費者には健康に配慮した商品の人気が郊外に比べて高い」と読み、低カロリーや食の安心・安全に配慮した商品に力を入れているためです。動物性たんぱく質や砂糖、化学添加物を使わず低カロリーの“マクロビオテックの総菜コーナー”を設け、揚げ物が中心の郊外や住宅街のスーパーの総菜コーナーとは一線を画しています。

また、同店の特徴としては、高価格の商品が郊外のスーパーと比べて売れることもあげられます。これは、健康にも配慮するがグルメ志向が強い消費者が都市部には多いからでしょう。

(参考資料:200631日 日経MJ)

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