平均単価1千万円超の秘訣は“究極の御用聞き”
『メルセデスベンツ麻布店』は、1台あたりの平均販売額が1000万円を超す超優良店です。
新車販売が訪問型から集客型に移行する状況にも関わらず、訪問販売に特化すること(約8割)で顧客を囲い込んでいます。
徹底した訪問販売を行うため、販売担当者はどのような要望にも応えられるように教育されますが、驚くことに販売マニュアルの類はありません。(マニュアルで対応できない状況が多いからだそうです)
販売担当者は、家族構成から趣味まで徹底して把握する個別対応に心を砕きますが、これらの努力が手厚い修理・点検等のアフターサービスの充実に繋がっています。
この“究極の御用聞き”戦略が破格の商品単価をもたらしているのです。
このような超高級店は景気に左右されませんが、高級車市場の激化が販売に影響を与えることも十分に考えられます。
『メルセデスベンツ麻布店』でも、レクサスLSは競合車種になりうる…と警戒を強めているそうです。
(参考資料2006年4月14日 日経産業新聞)
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