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2006年4月21日 (金)

素材を生かす

食の安全への関心が高まり、素材を見直す動きが生まれています。

しかし、だからと言って従来の手法だけでは消費者に受け容れてもらうのは難しいかと思われます。それは、ある料理評論家の方が、「どんな調理法を提案するにしても、一から料理を作る時代にはもう戻らない」という言葉からも分かります。

だからこそ、食の仕掛け人である樋口武久氏は「現代の価値感で素材を見直し、消費者の食行動に沿った売り方を提案する店がこれからのフードビジネスを牽引していく」という切り口を考えているのです。

『佐野みそ』は、若い世代を対象とした店作りを目指し、料理を作らない初心者も利用しやすいように工夫を凝らし、味噌という素材を生かした商品を次々と開発しています。

一手間かけるだけで完成するスープ用の味噌、ディップ用の味噌、おつまみとして食べられる調理味噌、可愛いパッケージに入った漬物…といったユニークな味噌作りに挑む『佐野みそ』の挑戦に新しい時代の息吹きを感じずにはいられません。

(参考資料:プレジデント2006417日号)

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