売れにくいモノが売れる理由
『貧乏神』という酒を3週間で300本以上売り切った酒店があります。
このお店が取った戦略は、“売れそうもない名前を逆手にとって、お客が買いたいと思う動機付けに代えてしまえばいい” “変わった名前だからこそ買ってみよう”と思わせることでした。
そのために、新聞社にプレスリリースを送り続けた、店頭やDMで徹底的にアピールした、マツケンサンバの格好で貧乏神神社に奉納した…といった様々な取り組みを続け、『貧乏神』を売れる商品に変えたのです。
そして、普通なら売りにくい商品を売ることが可能になったならば、売りやすい商品を売り切るというハードルは乗り越えやすくなったわけです。
さらにもう一つ大事なポイントは、こういうチャレンジが商売上手になる秘訣ということです。自分が売りたいと思った商品が創意工夫の結果、売れに売れるという喜びは、利益以上に商人のエネルギーになります。
(参考資料:2006年2月8日 日経MJ)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント