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2006年4月 5日 (水)

売れにくいモノが売れる理由

『貧乏神』という酒を3週間で300本以上売り切った酒店があります。

このお店が取った戦略は、“売れそうもない名前を逆手にとって、お客が買いたいと思う動機付けに代えてしまえばいい” “変わった名前だからこそ買ってみよう”と思わせることでした。

そのために、新聞社にプレスリリースを送り続けた、店頭やDMで徹底的にアピールした、マツケンサンバの格好で貧乏神神社に奉納した…といった様々な取り組みを続け、『貧乏神』を売れる商品に変えたのです。

そして、普通なら売りにくい商品を売ることが可能になったならば、売りやすい商品を売り切るというハードルは乗り越えやすくなったわけです。

さらにもう一つ大事なポイントは、こういうチャレンジが商売上手になる秘訣ということです。自分が売りたいと思った商品が創意工夫の結果、売れに売れるという喜びは、利益以上に商人のエネルギーになります。

(参考資料:200628日 日経MJ)

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