高額消費をリードするポピュリッチ
大衆的で現世主義的なポピュリッチ(新富裕層)が高額消費をリードしていますが、その特徴は従来の富裕層とはかなり異なっています。その特徴を3つ挙げてみます。
①子供の教育に対する関心が高い
起業家となるために欧米の伝統校で学ばせたいという人が多い
②資産は自分で消費したいが6割
子供には財産は残さないが、世界で勝ち組になれる教育をしてあげたい
③誰でも一目で価値の分かる消費に手を出すのが特徴
500万円超の欧米スポーツカー、欧州のブランドスーツ・ドレス、4カラット以上のダイヤモンド、海外別荘といった革新性のなかに古さや伝統があるモノに人気が集まります。そのため、地味な国産車、分かり難い高価な絵画にはあまり関心を持ちません。
※新富裕層
40代が中心。創業経営者や医者等の専門職。年収3000万円超。ハイリスク、ハイリターン型の資産運用。多数の友人作りを志向する傾向が強い
※従来型富裕層
親から事業を承継。50代以上の専門職。性格が穏やかで資産も堅実に運用
(参考資料:2006年3月15日 日経MJ)
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