次世代コンビニ模様④ 苦戦する生鮮コンビニ
好調に店舗を増やしてきた生鮮コンビニが、同業他社や食品スーパーとの競争激化や地価上昇のため、出店が減速しています。
最大手の九九プラスは、前期(2006年3月期)は野菜の相場安などで競争力が低下(客数の減少、既存店売上の2.5%減)しました。新規出店の対象としていた地方での伸び悩みが目立ったこと、都心部の地価上昇が足かせとなったこともあり、2007年3月期の出店を予定の1/3の130店と下方修正しました。
ローソンも、『ローソン100』の平均日販50万円、粗利益26%という当初の目標に対し、現状は日販45万円、粗利益率23%と厳しいことから、今年9月までの100店としていた『ローソン100』の出店計画を2007年2月までに80店に抑制しました。
エーエムピーエムやスリーエフなどの新規参入組も出店計画を下方修正しつつあります
(参考資料:2006年5月23日 日本経済新聞)
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