« 今度は大丈夫?マクドナルド② | トップページ | 勇気を持って高い見積りを! »

2006年5月 9日 (火)

知恵という設備投資

店舗の構造上、冬はドアが開くと冷気が入ってきてしまうケースがあります。ここで、「店舗の改装等が伴うから対策のしようがない」と思うか、「お金をかけずに、お客さんのために何かできないか?」と考えるかで大きな違いが出てきます。

二つのコーヒーショップでの実例です。

あるコーヒーショップは何もしませんでした。しかし、別のコーヒーショップはブランケットの貸し出しサービスを始めました。

両店舗とも冷気を防ぐ改装工事はしていませんが、お客さんの印象は全く違います。ブランケットを貸し出している店に対する好感度は上がり、冷気が入ってくることに対して寛容な気持ちになれますが、何もしなかった店に対しては“何で寒いんだよ!”という感情が涌いてきます。

経営者や現場責任者が少しでも改善できる点はないか…という気持ちを持って、行動することは、設備投資を凌ぐ効果をもたらしてくれるのです。

|

« 今度は大丈夫?マクドナルド② | トップページ | 勇気を持って高い見積りを! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 知恵という設備投資:

« 今度は大丈夫?マクドナルド② | トップページ | 勇気を持って高い見積りを! »