巨人JTB 分社化で顧客ニーズを掴む③
JTB東北では、1泊2日で1万円から、2泊3日で17,500円からという新商品『添乗員付きバスたび』を発売しました。
農閑期に低価格商品を投入することで、地域のニーズをシッカリと掴み、3ヶ月で2300人を集客するというヒット商品となりました。
以前のJTBは東京中心の体制だったため、全国平均で設定した価格の商品が多く、しかも広告も首都圏需要の多い夏場に集中しがちでした。
分社化による地域ごとに独自の戦略を取れるようになったため、柔軟な発想に基づく商品開発ができるようになり、『添乗員付きバスたび』のような商品開発が可能となったというわけです。
(参考資料2006年4月26日 日経MJ)
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