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2006年5月 3日 (水)

巨人JTB 分社化で顧客ニーズを掴む③

JTB東北では、1泊2日で1万円から、2泊3日で17,500円からという新商品『添乗員付きバスたび』を発売しました。

農閑期に低価格商品を投入することで、地域のニーズをシッカリと掴み、3ヶ月で2300人を集客するというヒット商品となりました。

以前のJTBは東京中心の体制だったため、全国平均で設定した価格の商品が多く、しかも広告も首都圏需要の多い夏場に集中しがちでした。

分社化による地域ごとに独自の戦略を取れるようになったため、柔軟な発想に基づく商品開発ができるようになり、『添乗員付きバスたび』のような商品開発が可能となったというわけです。

(参考資料2006426日 日経MJ)

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» JTBの『専門店型の対応』と楠木正成 [旅先案内人ビジネスブログ]
4月26日付の日経MJ紙面に、『巨人、JTB、分権で身軽に』の記事。4月1日付で持ち株会社制に移行した旅行業界のガリバー・「JTB」 。マスマーケットである中間層に、多くの人が好みそうな旅行商品を提供するビジネスモデルと決別し、細分化する個々の顧客ニーズに対応... [続きを読む]

受信: 2006年5月 3日 (水) 15時10分

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