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2006年6月 9日 (金)

コンクールで“売る力”を強くする

食品スーパー『オオゼキ』では、店舗ごとに社員を一人選抜し、同じ商品を同じ値段でどれだけ売れるかを競う販売コンクールを行っています。価格が同じですから、個々の接客やPOPの出来などの巧屈が明暗を分けることになります。

この試みは、「いかがですか?」という決め台詞を繰り返すことに終始する社員が増え、販売力が落ちた現場(既存店売上高が4%減少)に刺激を与える為に昨秋から始めたのですが、結果として既存店の来客数の回復という効果をあげました。その理由は、この販売コンクールが、実際に“人に話しかけて売る”という難しさを身をもって体感する絶好の機会であり、“会話をしながら商品を勧める”という接客の原点への回帰でもあったからなのです。(参考資料2006531日 日経MJ)

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