生鮮コンビニ これが私の生きる道
生鮮コンビニの『九九プラス』は商品政策を、“値ごろ感重視”から“品質の高さや安全性重視”へと軌道修正しました。これは、女性客の減少による客単価の下落に歯止めをかけて、既存客を活性化する狙いがあります。
この施策は、堀社長は「コロッケは3個もいらないから、もっと揚げる脂にこだわって」というお客さんの声を目の当たりにしたことからスタートしました。
女性客は既に量より使用材料など質を重視する心理に変わっていたのに、それに応える商品が不十分だったことを反省し、加工食品や飲料の独自商品の見直し(保存料や着色料の使用基準の厳密化)を行い、今期中に青果物も原則、国産品にして生産履歴の表示も始める施策を打ち出したというわけです。
生鮮コンビニは、消費者嗜好が単なる安さから品質や安全性になったという現状に合わせて、その姿を変えつつあるのです
(参考資料2006年6月2日 日経MJ)
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