ビル屋ダイニング② どうして増えたの?
ビルの屋上に視線が集まるのは、回復しつつある景気がその背景にあると言われています。
景気の回復基調で高まるビル需要のため、立地等の良い場所は借り手の奪い合いとなり、その結果として、テナント料の上昇をもたらしています。このような事情もあって、今まで見向きもされなかった眠れる優良地の屋上が注目され始めたというわけです。
そして、価格だけでなく、屋上には“空”や“借景”といった手付かずの演出装置があるため、金をかけずに効率的な演出ができるというメリットに人々が気付き始めたのです。
しかし使用するとなると、様々な制約が待ち受けているのが現状です。各地域の条例や法令など規制…などをクリアしていく必要があるわけで、『ビル屋ダイニング』という新たな用途と規制との綱引きは今まさに始まったばかりです。
(参考資料:2006年6月3日 日本経済新聞)
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