食品スーパーの価格激戦①
近隣に約20の競合店がひしめく立地の食品スーパー『オーケー相模原』(神奈川県相模原市)は、価格競争対抗策として効率を追求しています。
向こう一週間の販売量を予測する発注システムを稼動させることで、在庫と廃棄ロスを減らしながら販売機会の損失を防ぐモデルを目指しているのです。
このシステムを利用することで、1週間前に予定量を知らせておけば、納品の2日前に発注することが可能となり、多めになりがちな発注問題を解決することができ、結果として在庫を半減することに成功しました。
粗利益20%台半ばの食品スーパーの中でも、オーケーのそれは19.3%とかなり低いのですが、資金効率の高さを武器に異業種と渡り合い、営業利益率は4.4%と業界高水準を誇っています。
(参考資料:2006年6月19日 日経MJ)
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