スーパー生き残り カギは自前主義③
客数増加で4~6月の既存店売上が3%の伸びている『いかりスーパー』の復調を支えるのが、総菜などの自社生産体制です。のべ床面積9700㎡の工場で和洋中500品目を自社製造する強みは、天然の食材だけで作るめんツユ、ジックリと煮込んだスープなどに代表される他では真似のできない商品力です。
その商品力は、素材や製法にこだわり、関西人の舌に合う味付けに整えることから生まれます。そしてまた、内製だからこそ、味の切り替えや素早い企画にも対応できるのです。
ただし、単価が高くなる、投資・人件費の負担が重くなるといったリスクもあるので慎重な舵取りが必要になってきます。(参考資料:2006年7月24日 日経MJ)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント