スーパー生き残り カギは自前主義②
2005年4月に『京北スーパー』(千葉県柏市)は、月5万円以上を最上級とするポイント制を導入した結果、8万人だったカード会員が13万人まで増加しました。1日5万人の来店者のうち、95%がカード会員ですが、蓄積されたデータは全て自社で分析し、クレジットカード会社等の外部と提携しないことでリスクを低減しています。
『京北スーパー』が上得意客を繋ぎとめ、シッカリと儲ける仕組みを作れた秘訣は二つあります。
①顧客データに基づいた品揃えを徹底したこと
結果として、上得意客が好む商品はPOS分析が例え下位であっても、優先して棚に並べるなどの柔軟な品揃えを行うことが可能となりました。
②毎日決算の実施
毎日決算を行うことで、毎朝の会議では前日の販促策の結果が数字として明示され、従業員が「売れない理由」と「テコ入れ策」を考えて、利益を意識した販売を心がけるようになったそうです。
(参考資料:2006年7月24日 日経MJ)
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