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2006年7月 5日 (水)

ローソンの挑戦② 大いなる実験

ローソンは、“ローソン”と“ストア100”の棲み分けの実験を行っています。今年2月から東京練馬の住宅街で、わすが200mの距離に『ローソン江古田栄恵町店』と『ストア100武蔵大学前店』が並べて、自社競合が起こらないことを検証しているわけです。

4ヶ月が経過していますが、先行店のローソンの売上に変化はありません。一方のストア100はローソンから業態転換した店舗ですが、日販はローソン時代と比べて3割近く増加しています。

このように併存が売上にあまり影響がない理由は、両店舗の客層の違いと言われています。

ストア1001020代の学生が主で、弁当は最高で399円という割安感が高く評価されているのに対して、ローソンは30代会社員が多く、必要以上の低価格を求めません。

ローソンは、近隣の加盟店オーナーに複数店としてストア100の運営を委ねる方法を想定していることから、既存のローソンと棲み分けが可能な店舗モデルができれば、ライバル店の進出を防ぎながら近隣商圏の隙間を埋める新たな出店戦略が描けるかもしれませんね

(参考資料:2006626日 日経MJ)

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