弁当屋から総合中食屋へ
西日本でほっかほっか亭を展開する『ハークスレイ』は、昨年末以降、十数か所のコンビニ跡に出店しています。目標店舗モデルは、月間売上580万円、想定収入86万円、投下資本2000万円で、既存コンビニと比べて採算性が優れていることがセールスポイントになっています。
基本的に駐車場があり、従来店の2倍の広さ(床面積120㎡前後)のコンビニ跡地を有効活用することで、若い母親や高齢者といった従来店では弱い客層の開拓を目指し、そのために、サイドメニューの販売、おでんコーナーの設置、子供を飽きさせない施設(テレビやゲーム等)の設置などの工夫を凝らしています。
若い母親の来店を促すために駐車場や子供の遊べる施設を充実させ、高齢者の来店を促すために単品の充実と単品を組み合わせたメニューの開発を進める『ハークスレイ』は、今まさに“弁当屋”から“総合中食屋”への移行をはかっていると言えるでしょう。
(参考資料:2006年8月13日 日経MJ)
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