ネットが書籍を救う?
日販の子会社『ブッキング』(東京・千代田)は、ネットを使って絶版となった書籍を復刊させるサービスをしており、2000年以降で約2700点を復刊させました。
このサービスの仕組みは、ネット経由で消費者から本や雑誌の復刊要望を集約し、出版社に復刊を促すというものです。そして、出版社が復刊の承諾をした場合、ブッキングは復刊本の販売を請け負う役目を負います。また反対に、出版社が復刊を拒否した場合は、ブッキングが著者と交渉して復刊を目指します。
ブッキングの盛況ぶりに、出版界の抱えるネット普及の活字媒体への脅威論を振り払うような勢いを感じます。ネットと書籍の共存の道は意外なところにあるのかもしれませんね。
(参考資料:2006年7月31日 日経MJ)
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