スーパーとドラックストアの融合
CFSコーポレーションは、2005年12月、自由が丘にスーパーとドラックストアの融合店をオープンさせました。一階がドラックストアの『ハックドラック』で、エスカレーターで地下一階のスーパー『キミサワ』と繋がっている店舗形態となっています。
この複合店は、スーパー(粗利益率22%)との相乗効果により、粗利益の高いドラックストア(粗利益率27%)の客数を増やして、グループ全体の利益を押し上げることを狙っています。
CFSは以前、複合店『ザ・コンポ』を立ち上げて失敗した経験から、収益構造や売り方が全く違うスーパーとドラックストアの運営を完全に分離しました。両店舗に別々に店長を置き、店舗コストも別々に管理し、特売の時期もずらしました。相乗効果を生み出すために、スーパーに下りるエスカレーターの側にドラックストアのレジを配置したり、スーパーのレジにドラックストアのチラシを置いたりしました。
結果として、開店半年で、スーパーの客数は25%、ドラックストアの客数は30%増え、スーパーの客をドラックストアに呼び込む目標はとりあえず成功しました。
(参考資料:2006年8月13日 日経MJ)
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