宅配スーパーの挑戦
業務用スーパーを運営する“ハナマサ”が実験する業務用宅配店 『箱安』 が軌道に乗り始めています。
飲食店の指定する時間に合わせて、食材を運び、配達のたびに新たな食材を提案するなどの「御用聞き」として地域のニーズを汲み取っているのです。
日によって注文量が異なる店では、材料を在庫に合わせて柔軟に補充しておくサービスが大変に有難く、しかも定期的にケースを届ける業者より価格も安いというのも魅力的であります。
通常のスーパーではほとんど売れない商品でも特定の顧客を掴むことでまとめて売れますし、発注量も配達のたびに確認するため、在庫となるような無駄な商品は殆ど残りません。ハナマサは今後、「宅配+スーパー」を業務用宅配事業のモデルに据えて、2007年3月までに20店の出店を目指します。加えて、一般消費者を取り組む仕組みができれば、食品スーパーにも大きな脅威となる可能性もあります。
(参考資料:2006年7月3日 日経MJ)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント