百貨店 自前主義へ②
百貨店の自前主義の成功例と言われる伊勢丹メンズ館ですが、利用者の立場からすると、“やっと一本立ちしてきたかな?”という印象です。
オープンした当時は、“コンセプトのハッキリした店舗を作ったが、店員がそのコンセプトを消化しきれていない”という感じがしていました。地下の靴売場も利用しましたが、自分に合わない靴をススメられたりしたので、“まだまだだなぁ~”と思いました。
しかし、先日、履き潰れてしまった靴を買い替えに行ったところ、店員さんが自分に合った靴を探してくれました。“そうそう、こういうサービスをして欲しかったんだよな…やっとメンズ館も地に足が着いてきたのかなぁ~”と感心しました。
いくら立派な形ができても魂が宿るまでには時間がかかります。他店が伊勢丹のマネをしても、それが本当の意味で自分のものにするのは容易いことではないのでしょう。
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