世界に広がる Jコンビニの輪 ③ アメリカ
同じJコンビニでも、セブンイレブンとファミリーマートとでは、アメリカへの出店戦略は異なります。セブンイレブンが低所得者層を顧客の中心と考えているのに対し、ファミリーマートはアッパーミドル層(年収8万ドル)を狙っているのです。
そのため、ファミリーマートは、アメリカでは汚いイメージのある“コンビニ”ではなく“Famima!!”という新しいビジネスモデルであることをアピールしています。
この“Famima!!”は、高級感のある品揃え、丁寧な接客や清潔な店内が好評で、女性客の来店も多くなっています。
ファミリーマートは規模の拡大と日本流コンビニ経営を共に確立することで、2009年までに250店舗(現在は6店舗)体制を目指します。
そしてまた、これは日本のコンビにが作った流通システムが通用するかを占う試金石になるとも言えるでしょう。
(参考資料:日経ビジネス2006年9月4日号)
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