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2006年9月27日 (水)

マグロ対策あれこれ 

魚介類の価格高騰の影響を最小限に食い止めようと、外食や小売店が工夫を重ねています。とりわけ、値上がり幅も消費量も大きいマグロ対策が大きなカギとなっています。食品スーパーの売り方の工夫を紹介していきます。

『いなげや』では、メバチマグロとキハダマグロを巧みに使い分けています。刺身の主力商品であるメバチの高騰を受けて、価格の跳ね上がった大鉢(498円)ではなく、価格の安い中鉢(398円)を使いようにし、キハダ(358円)も並べるようにしています。

ただし、高値を受け容れてくれる客層が多い土日はキハダを並べないようにして、利益の確保に努めています。

メバチを1冊600円、天然のマグロを1500円で販売している『東急ストア』は、値ごろ感を出すために、398円、580円という個食パック(4切れ入り)を増やしています。

中国で稚魚に寄生虫が見つかり、養殖モノの輸入量が大幅に減少し、価格が高騰したことを受け、『オオゼキ』では、刺身盛り合わせの中身を養殖のカンパチから天然モノのカツオに換え、値ごろ感を演出するという心理戦で乗り切ろうとしています。

(参考資料:2006918 日経MJ)

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