一言加えただけで、売上アップ
ある美容院が、店名に『主婦の』という言葉を加えました。
『美容院★☆』を『主婦の美容院★☆』としたのです。すると、お客さんの数が増えました。
この美容院は今まで色々と販促を工夫しました。販促をすると、お客さんは増えますが、年齢もタイプもバラバラのなので、客数が増えたことで築き上げた店の雰囲気や人間関係がギクシャクすることが多々ありました。
そこで、店長さんは悪戯に客数を伸ばすのではなく、“どういうお客さんの役に立ちたいか?”をシッカリと定めた上で集客すべきではないか?と気付きました。結果として、安売りは一切やめ、主婦の役に立つ店であることを明らかにするため、店名に『主婦の』を付け加えた…というわけです。
これは、自社のアイデンティティを定め、お客さんを絞り込み、ネーミングによって明確化することの有効性を教えてくれた好例と言えるでしょう。
(参考資料:2006年9月13日 日経MJ)
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