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2006年10月31日 (火)

ワゴン販売の強さ ⑥

元祖ワゴン販売と言えば、特急列車の車内販売です。

山形新幹線で通常の4倍の売上を誇るカリスマ販売員“斉藤泉”さんにとってのワゴンは、まさに立派な移動店舗です。

毎日変るお客さんのニーズを短時間で掴み、そのニーズに応じた接客を使い分け、その接客に役立つ小道具を工夫する姿は、まさに小さな店舗の経営者です。客層を把握して発注する商品と量を変え、パソコンで仕事をしている会社員には反応があった時だけに声をかけるようにし、弁当の中身を説明する写真は自前のデジカメではなくプロに頼んで撮影してもらうようにする…といった努力が抜群の人気に繋がっています。

勿論、新しいことをしようとすると、組織内では小波が立ちます。

しかし、“お客さんに喜んでもらいたい”という覚悟があれば、そんな些細なことは乗り越えられるのです。

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