改装中の営業戦略
百貨店の 『 阪急梅田店 』 は、現在、改装中(2011年に全面開業)のため、7割の売場面積しかありません。にも関わらず、前年同期比84%の売上を確保しています。その秘訣は、来店客が改装前と同じような満足感を得られるように下記のようなサービスと知恵を絞ったことです。苦境の中で新しいビジネスモデルを打ち出せるか?…注目を集めています。
①不便なハードをエスコートで補う
やや派手な制服で声をかけ易いように40代のベテランを配置し、“お客さんと積極的に関わる”といった原点復活のサービスを目指しています。
②強い売場に的を絞って強化
この結果、化粧品は5%増、服飾品は2%増となりました。
反対に、利益の低いものは最小限の品揃えを確保するに留めています。
③店外の販売機会を積極的に開拓
店の内に場所がないなら、店の外に行って売ろう…という考え方に基づき、ホテルやショールームで販売会を開催しています。
(参考資料:2006年9月22日 日経MJ)
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