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2006年11月

2006年11月30日 (木)

美容室のポイント戦略

イデアシステムが運営するサービス『スマイル』は、美容室を利用して貯めたポイント(105円に付き1ポイント)を衣料品や電化製品などと交換できるサービスです。

多くの美容室はカット料金を割り引くサービスを提供してはいますが。新規客を対象とした割引が安価となるケースがあるため、結果として、新しい美容室を渡り歩くことで恩恵を受けようとするお客さんも少なくありません。つまりは、新規が増えても利益の貢献度は低いのです。

これに対して『スマイル』は、ポイントで交換できる商品を数多く揃えることで来店意欲を喚起し、顧客の再来店率を上げることに貢献してくれるのです。

実際に、美容室“アントリール下高井戸”では、スマイルを導入して固定客の来店感覚が従来の2/3に短くなるという効果がありました。『スマイル』は、利用すれば利用するほど多くのポイントを得られるので、パーマやカラーを注文する客も多いそうです。。

(参考資料:20061120 日経MJ)

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2006年11月29日 (水)

女性客の再来店率 高さの秘訣 

マツダ系大手の『北関東マツダ(水戸)』には、女性の再来店率が6割に達する店舗があります。その高い来店率の秘密は、女性社員の主導イベント『プリンセスデー』を昨年10月から毎月1回開き、顧客満足度を高めていることにあります。

『プリンセスデー』は、お客さんに“お姫様気分を味わって欲しい”という企画で、500円の洗車を待つ間に、ネイルアートのサービス等を提供します。そして、この日は、新車の商談は一切せず、女性客の愛車の相談に徹することで、女性一人でも気軽に来店できる雰囲気を醸し出しているのです。このきめ細かな心配りが口コミで伝わり、友人が一緒に来店するようになり、広告費なしで女性客が来店するという好循環をもたらしています。

女性社員が生き生きと働くには、男性の意識改革が不可欠なので、“男性店長の研修に力を入れること”が重要になってきます。加えて、長い目で見れば、お客さんが喜んで満足してもらうことが販売に繋がるという理由で“女性社員にはノルマは課さないこと”も大事なポイントです。(参考資料:20061110 日経産業新聞)

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2006年11月28日 (火)

産業天気図 2006年10~12月

年末商戦期を迎え、個人消費関連の見通しに明暗が出始めました。

この10月の暖かさで、衣料品が不調だった百貨店の景況感がプラスからマイナスに転換しましたが、一方では、大画面の薄型テレビが好調で家電は上方修正しています。

景気拡大期間が今月でいざなぎを超えるのは、ほぼ確実ですが、全体としての個人消費は勢いに欠け、不透明感が漂っています。

(参考資料:20061122 日経産業新聞)

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2006年11月27日 (月)

レクサスと富裕層のズレ

意外なことに、銀座のクラブを利用するお客さんには、レクサスのハイブリット車は評判が良くないそうです。

その理由は、これまで乗っていた車よりトランクが狭いことだそうです。ゴルフに行った際、キャディバックとボストンバックが全て入らないのが不便で困るというわけです。

つまり、レクサスは富裕層マーケットを狙っているにも関わらず、その富裕層のニーズに応えていないのです。レクサスの滑り出しが今一つと言われていますが、それはトヨタのマーケッティング戦略に疑問を感じるお客さんはが想像以上に多いからからなのかもしれません。

(参考資料:20061112日 ビジネスアイ 浅川夏樹コラム)

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2006年11月26日 (日)

真の勝者は“電通”

携帯の番号継続制度はKDDIの独り勝ちと言われていますが、収益面から見ると、独り勝ちと手放しで言えるような状態ではありません。

では、本当の勝者は誰なのでしょうか?

それは、KDDIでもドコモでもソフトバンクでもなく、急増したテレビCMなどの広告を一手に引き受けた“電通”です。ソフトバンクがブランド変更を契機に広告会社を電通に変えたことに加えて、番号継続制度導入による広告量の急増で、収益面でも大幅な上積みがあったようです。

(参考資料:20061121 日経産業新聞)

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2006年11月25日 (土)

立体版たまごっち

東京・浅草に、園児7500人というマンモス幼稚園 『 プリモプエルようちえん 』 があります。

とは言っても、この幼稚園、バンダイの人形「プリモプエル」が通うという設定の仮想幼稚園なのです。これが、子供が独立した中高年女性を中心に大人気で、制服セット(3885円)を買って、願書を手に入れようとする入園希望者が引き切らない状態で、公式サイトでは親同士のやり取りが交わされています。

これはまさに“育てる楽しさ”に重点を置いて開発された「立体版たまごっち」なのです。

(参考資料:2006117 日本経済新聞)

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2006年11月24日 (金)

外食各社 視界はやや良好?

9月の外食30社のうち、11社の既存店売上が増収となっています。

日本マクドナルドは、客数が前年同月比5.4%増(5月の値上げ以来始めての前年比増)、客単価も6.3%増(5ヶ月連続のプラス)となりました。吉野家は売上高が13.4%増と5ヶ月連続のプラスとなり、松屋フーズの売上も前年同月比4.3%増となりました。とはいえ、先行きについては、見通しが立たないのが現状です。

また、ファミレスは軟調のところが多く、客単価は前年同月を上回っていますが、客数に本格的な回復が感じられません。まだまだ予断は許されないようです。

(参考資料:2006113 日経MJ)

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2006年11月23日 (木)

食品スーパー 都心部への出店縮小へ

地価上昇で賃貸料が上がり、採算が取れないと見込まれることから、食品スーパー各社は都心部への出店を見合わせ、既存店の改装への投資に振り向ける方向に戦略を転換しています。

いなげや

今期の出店は3店のみ(当初計画は10店)

来期は2030店を対象に40005000万円かけて、総菜売場等の拡張などの改装していく。

大丸ピーコック

今期の出店はゼロとし、既存店は4店を改装する(例年は2店程度)

(参考資料:20061115 日本経済新聞)

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2006年11月22日 (水)

食品スーパー 都心にコンビニ型店舗を出店

食品スーパー各社は、都心部にコンビニ型店舗の出店を進めています。このコンビニ型店舗は、面積が100500㎡、品揃えを1/10程度に絞込み、生鮮品を扱わず、総菜中心とし、一部は24時間営業や宅配も行なう…というスタイルです。

小田急商事

2007年度に350500㎡の小型店を増やす計画だが、その5店のうち3店は都心部。

客単価は通常店舗より3割高い2000円を想定。

成城石井

生鮮品を扱わない小型スーパー『成城石井セレクト』の実験店を日本橋に出店。

店舗面積160㎡で、商品数は40006000まで絞込み、総菜や加工食品などを充実させ、個食需要(単身者や夫婦のみ世帯)に対応する

(参考資料:2006113 日本経済新聞)

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2006年11月21日 (火)

過疎に強いドラックストア

九州を基盤とする『コスモス薬局』は、過疎を全く気にしないドラックストアです。

郊外店型の店は、半径2~3km圏内の人口が2万人以下だと厳しいと言われますが、コスモス薬局は1万人強であれば黒字化できます。

その秘訣は、夜より昼間を重視したことによります。3年前に閉店時間を22時から20時に変更しました。これにより、店員は、夜間の重い作業負担から解放されました。そして、昼間の人員に配置に余裕ができ、その結果として、接客態度が向上しました。また、入口に配置した“グリーター”と呼ばれる定員が、お客さんを見つけると、すぐに駆けて、対応する点も高く評価されています。このように、お客さんに好印象をもたれると早く閉めても利益は出せる(売上高販売管理費率も4ポイント改善した)のです。

つまり、夜間のニーズを疑うことで、収益性が向上し、そのアップ分を販売価格の引き下げの一部に充てるという好循環が起こったというわけです。(参考資料:2006118 日本経済新聞)

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2006年11月20日 (月)

ブログ情報を名刺に

株式会社フォトクリエイトは、ブログ情報を名刺に織り込むサービスを始めました。

『ブログカード』と呼ばれる名刺は、通常の名刺では盛り込むことが出来ないブログアドレスや情報をQRコード化して掲載することができます。また、好きな写真を取り込んだカードも簡単に作成することが可能です。

現在のところアメーバブログのみ対応ですが、今後一般化すると名詞の作成方法もガラリと変ってくるかもしれませんね。

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2006年11月19日 (日)

マンション価格 上昇鮮明

調査会社のトータルブレイン調べによると、首都圏で発売される新築マンション価格の上昇基調が鮮明になっています。それによると、昨年末に比べ、2割前後高い物件が相次ぎ発売されていますが、地価の上昇を反映し、販売価格の先高感から都心部などの売れ行きは概ね堅調だそうです。

また、不動産経済研究所は、2006年の発売戸数の見通しを8万戸前後と、従来より5000戸引き下げています。ここから、分譲会社が売り急がない姿勢に転じていることが分かります。

(参考資料:20061018 日本経済新聞)

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2006年11月18日 (土)

倒産企業に新融資

経済産業省は、技術力などがあり、再起可能と判断した企業に対し、中小企業金融公庫などが低利融資する制度を創設しました。ただ、安易な利用が広がると、かえって破綻企業の経営改革が進まない可能性もあり、基準をどう厳格にするか?がポイントとなりそうです。

(参考資料:2006103 日本経済新聞)

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2006年11月17日 (金)

少量多品種という戦略

三越が初めてSC内に出店した『武蔵村山店』の目玉は食品売り場で、その特徴は“少量多品種”の品揃えです。

ドリアン、チエリモアといった輸入果物を25種類、洋野菜を7080種類、醤油は約100種類、ビールは輸入品を27種類…という様に多くの種類の商品を取り揃えています。また、種類を増やすと同時に価格帯も幅広く設定し、多様な消費者を取り込むことを狙っています。

これは、同じSC内に入るジャスコとの違いを明確にする戦略なのです。

(参考資料:2006年月日 日経MJ)

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2006年11月16日 (木)

QBネットの新戦略

350店舗までに増えた「QBハウス」で注目を集めるキューピーネットが次の成長戦略を練り始めました。

一つ目は、エチカ表参道に昨年10月にオープンした、若い女性がターゲットの「キャトルボーテ」です。202000円でカットとブローができるこの店、高級美容室で整えた髪形を維持するという需要を狙っています。

二つ目は、QBハウスの海外展開です。タイやシンガポール、香港での出店を目指しています。

そして、三つ目が、主婦や子供を対象としたサービス展開です。ラゾーナ川崎プラザ内に広々とした子供の遊び場をそろえたQBハウスを出店しました。

ブルーオーシャン戦略で有名なQBネットですが、競合店の参入により、その優位性が薄れてきました。レッドオーシャンになる前に新たな戦略を展開するという試みが結果を残せるかどうか?注目です。(参考資料:20061023 日本経済新聞)

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2006年11月15日 (水)

ドラックストアとコンビニの融合

「ウエルシア関東」が20058月にオープンしたコンビニとドラックハウスの併合店「グリーン・シア・春日部緑町店」が好調です。

コンビニの集客効果もあり、9月売上が前年比67%増(既存店2.5%増)、10月売上も60%増の見込みです。また、併合の調剤店の処方箋の枚数も開業時の4倍の800枚を数え、その結果、薬をもらうまでの時間をコンビニで過ごせる点も高く評価されています。

700㎡の店内のうち、コンビニ部分は入口左手の30㎡に過ぎませんが、売上の25%をコンビニ部分が稼ぎます。

仕切りもなく、レジも店員も共有化した、この融合の狙いは、既存店との差別化です。この狙いはキッチリと当たり、若年層や男性といったドラックストアが比較的苦手な客層を取り込むことに成功し、通勤客の来店層を拡大しています。

(参考資料:20061023 日経MJ)

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2006年11月14日 (火)

レクサスとブログ

『レクサスGS』が発売一年足らずでマイナーチェンジしました。そのキッカケは、「GSにはドアミラーの自動格納機能がなくて不便。ベンツにはついてるのに…」と書いたオーナーの個人ブログでした。

このブログを、数百人の開発センターである“レクサスセンター”が目を凝らして見つめ、その意見を取り上げたのです。

『レクサスGS』はアメリカでの10年以上に及ぶ成功体験を引っさげた自信作でした。通常であれば、ブログの意見が取り上げることなどは考えられません。にも関わらず、井戸端ならぬブログ端談義が巨大企業の社内評価を覆したわけで、これは大きな転換点かもしれませんね。

(参考資料:2006111 日経産業新聞)

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2006年11月13日 (月)

欧州ワインに黄信号

意外かもしれませんが、欧州では外国産ワインの輸入が急増しています。このため、欧州産のワインの消費が減少するという事態になっています。

この苦戦の原因は、欧州ワインはラベル表示が分かり難さにあるそうです。素人では理解できないような細かい情報が記録されているため、シンプルで分かり易い南米やオーストラリア産のワインに人気が集まっているというです。

このままでは欧州がワインの純輸入地域に転落する…との悲観論も浮上してきています。“本場だから輸入モノには負けないはず”という考えが、消費者を反発を買う時代になっているのですね。

(参考資料:20061028 フジサンケイビジネスアイ)

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2006年11月12日 (日)

今、食のテーマパークが人気

東京では、芝の 『 東京 芝 とうふ屋うかい 』、銀座の 『 花 蝶 』、麹町の 『 エメ・ヴィベール 』 といった食のテーマパーク的な店が人気を集めています。

これらの店の共通点は、“本物志向であること”です。ハリボテの世界ではなく、限りなく本物に近く作りこむ…そんなところが大人を惹き付けているのです。

(参考資料:20061020 日経MJ)

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2006年11月11日 (土)

デザインバーコード

バーコードの端の部分にデザインを加えたものをデザインバーコードと言います。例えば、バーコードの線が溶けたチーズやシマウマの模様になるわけです。具体的にどんなものがあるか?はこのデザインバーコードを特許出願中のデザインバーコード社のHPをご覧になって下さい。

このデザインバーコード、カンヌ国際広告祭で入賞し、知名度が飛躍的に向上したことでコレクターも出現してきており、今後は採用する企業が増えると予想されます。

(参考資料:20061016 フジサンケイビジネスアイ)

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2006年11月10日 (金)

昔 飛雄馬、今 新庄

新庄は、中高年の野球ファンの間では不評を買うこともありましたが、若い世代にはそのマルチタレント性が憧れの対象となり、圧倒的な人気を誇りました。世代の違いによる受け止め方の格差こそが、今日のマーケッティングに通底する重要なポイントです。

つまり、「かっての星飛雄馬、今新庄」なのです。

このキャラクターの温度差の巧みな使い分け(シニアは飛雄馬型の商品、若者には新庄型の商品)こそに「ヒットのヒント」が隠されているのです。(参考資料:2006111 フジサンケイビジネスアイ)

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2006年11月 9日 (木)

ピンチをチャンスに変える方法

香港の名門ホテル『ザ・ペニンシュラ香港』は、2003年のSARS騒動で客室稼働率がほぼゼロにまで落ち込みました。

打開策として2つのプランを発表し、大々的に広告を打ちました。一つは通常の75%の価格で宿泊できるプラン、もう一つは定額の宿泊料で3つのサービス(ヘリコプター遊覧飛行、スイートルームへのグレードアップ、特別メニューのディナーなど)を無料で受けられる3つの願いプランでした。

いつものサービスをギリギリの価格で提供するプランと、通常価格で贅沢な夢を叶えるプランは、大きな反響を呼び、これをキッカケとして、何処よりも早く客足が戻ったのです。

(参考資料:2006114日 朝日新聞)

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2006年11月 8日 (水)

電卓も一工夫すれば

リアル・フリート社の電卓『アマダナ』はツボ単位に面積変換できるキーがついており、店舗物件を見て回る際にとても便利と好評で、発売2年で4万台も売れています。

出尽くしたと思われていた計算機能を拾い上げるというリアル・フリートの戦略は、付加価値競争を繰り広げる最大手のカシオやシャーブとは明らかに違っています。この切り口の違いこそが“経営革新”なのです。

(参考資料:2006115 日本経済新聞)

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2006年11月 7日 (火)

居酒屋利用、食事重視へ

日本エル・シー・エーの調査によると、居酒屋に行って飲む酒の量は、全く飲まない&1杯が26.7%、2~3杯が39.8%、4~5杯が23.3%、6杯以上が10.2%という結果になりました。つまりは、4人に1人が居酒屋に行っても、酒を飲む量が1杯以下なのです。

では、居酒屋を利用する理由は一体何なのでしょうか? ベスト3は、1位が“近いから”、2位が“料理が美味しいから”、3位が“安いから”という意外な結果になり、居酒屋の利用目的が、酒を飲むことから食べることにシフトしています。

居酒屋を繁盛させるには、酒は勿論のこと、料理の充実が不可欠というわけです。

(参考資料:2006111 日経MJ)

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2006年11月 6日 (月)

いつもの献立と手頃な価格

『まいどおおきに食堂』を運営するフジオフードシステムの藤尾正弘社長は、「お客さんが求めるのは見たことも無いメニューではなく、毎日でも食べられる健康的なメニューと手頃な価格」「多くの外食店が陥りやすい過ちは、人気店になるには、メニューや店作りで新味を出さなくてはならないと思うこと」と語ります。

つまり、“千円以下の業態で必要なのは、新味よりも凡事徹底ではないか!”ということです。

外食産業は、常に新しいメニューを開発することをその責務と考えるフシがありますが、本当のところ、お客さんは新メニューより食べ慣れた料理のほうを求めているのではないでしょうか?(参考資料:20061023 日経MJ)

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2006年11月 5日 (日)

今一番の注目スポットは“駐車場”?

『パーク24』は106日に池袋に巨大駐車場をオープンしました。

12階のビルの39階に287台収容の駐車場を設けられ、加えて1階は喫茶店とファミレス、オフィス用品店を、2階は託児所、1012階には温浴施設があるという豪華な作りになっています。

6月道交法の改正により、このような駐車場の多様化が進んでいます。この調子でいくと、テーマパーク付の駐車場『駐車場ランド』がオープンするかも?しれませんね。

(参考資料:20061023 フジサンケイビジネスアイ)

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2006年11月 4日 (土)

今、4丁目が熱い!

活気のある4丁目は、商業集積地の代名詞である銀座4丁目だけではありません。

東京・芝浦4丁目

来春、高層マンションタワー群『芝浦アイランド』がオープンし、居住人口1万人の一つの街が誕生し、新しい店舗やサービスが次々と生まれるとみられている。

大阪・南船場4丁目

大阪で一番お洒落な街として有名。2030代の若い経営者が路地裏に集まり、衣料品・雑貨のショップ、ヘアサロン、カフェレストラン、バーが次々とオープンしている

名古屋・名駅4丁目

基準地価上昇率全国2位で、超高層ビル『ミットランドスクウェア』を擁する4丁目は、JR名古屋駅の目の前に位置するため、昼になるとランチを求める会社員とOLで溢れかえります。ミットランドへの企業の入居はこれからが本番で、このままだとランチ難民が新名物にもなるかも

札幌・南一条西4丁目

百貨店や『4プラ』を始めとする専門ビルがひしめく札幌市の大通り地区にある4丁目は、札幌の買い物のメッカです。その人気は根強いのですが、2003年開業の札幌駅の大型商業ビルとの競争も激化しており、予断は許さない状況になつています。

(参考資料:20061018 日経MJ)

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2006年11月 3日 (金)

たかが看板 されど看板

ある美容院で3980円で買った看板を立てたことで、前年同月比2倍以上の新規客を獲得することができたそうです。

この看板は、両面が黒板になっていて、文字が書き込めるようになっていました。そこに「初めてお越しのお客様へ この街で美容室をはじめて15年余り。今年も新入社員3名が加わり、15の笑顔でお客様をお迎えしています」と書きました。すると、この看板のセリフが、店頭を通り過ぎる人々を直接動機付け、多くの新規客を呼び込みました。

まさに“たかが看板、されど看板”…店主の想いが見事にお客さんに届いたのでした。

(参考資料:200696 日経MJ)

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2006年11月 2日 (木)

長崎に学べ!

長崎美術館は、年間入館者数が65万人(通常の美術館は16万人)という人気美術館です。

その成功の秘訣は、発想の転換をしたことです。例えば、開館時間を働いている人のことを考えて、平日は830分から20時までとしたり、展覧会場以外の施設は無料としたことで、館内のソファや長崎湾を一望できる屋上の庭園でノンビリと時間を過ごせるようにしたりしました。また、館内のカフェテリアではお酒も飲めます。

この長崎美術館、建設計画の時は8割の県民が反対しましたが、現在では9割が開館に賛成しています。公共事業もやり方次第で上手くいきます。作ったハコモノをどう運営していくか?という点にスポットを当てる発想が成功のカギなのでしょう。

(参考資料:20061025 日経産業新聞)

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2006年11月 1日 (水)

R → L

60万部のフリーペーパー『R25』の女性版『L25』が11月1日に創刊されます。(月に2回、1日と15日にリクルートより発刊)

この『L25』の目玉は、女性誌の記事を深堀りする「Connet×Revie」です。これは“ランチタイムにみんなで話す共通の話題がなくて困っている”というニーズに対する企画なのです。

さて、『L25』を片手にランチタイムを過ごすOLの姿が街で見かけられるのでしょうか?

(参考資料:20061029 フジサンケイビジネスアイ)

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